発達障害のための視機能トレーニング
発達凸凹のある人は、親や病院の先生もなかなか気付かない「追い視の弱さ」が多くみられます。つまり、眼球の動きがスムーズにいかないのです。
<実験してみて下さい>
1・発達凸凹のある人の顔の前に人差し指を立てる(指先に印をつけておく)
2・「この指先を目で追ってね。」と伝える。
3・人差し指を、右上から左下に斜めにゆっくり移動させてみる。
4・左上から右下、左から右、上から下、など色々な方向に移動させてみる。
その人が顔を動かさず目で追えていたら追い視に問題はありません。
指先を追う途中で目が外れて違う方向を向いたり、顔が動いたりした場合は、追い視が弱いと思われます。
追い視が弱いと・・・
授業中に黒板からノートへの書き写しに時間がかかり、授業についていきづらくなることもあるようです。
また、ボールが追いづらいのでキャッチボールが苦手であったり、球技全般が苦手と感じるようです。
<トレーニング方法>
毎日のお風呂でなど、決まった時間に<実験してみて下さい>の1〜4をしてみてください。
早い人で3日ほどで追い視がスムーズになります。
サイトで紹介しているグッズの「子どもの日めくりビジョントレーニング」を使ってみるのも良いでしょう。一度試してみてはいかがでしょうか。
2016年12月29日