『自閉症スペクトラム入門』 著者はサイモン・バロン=コーエンさん
サブタイトルとして、「脳・心理から教育・治療までの最新知識」とあり、自閉スペクトラム症を心理学的側面からは様々な仮説(例えば実行機能障害仮説や共感ーシステム仮説など)、生物学的な側面からは脳の形態や機能に関する仮説や神経伝達物質レベルでの違い、遺伝要因と併存することの多い症状まで。さらに介入、教育、治療については介入方法の検討に当たっての留意点や、さまざまな介入方法、医学的治療と食餌療法など、幅広い観点から解説されています。巻末には、自閉スペクトラム指数(AQ)日本語版も掲載されています。
2017年8月19日
関連キーワード:自閉スペクトラム症