『自閉症の脳を読み解く〜どのように考え、感じているのか〜』著者はテンプル・グランディンさん

自身も自閉症スペクトラム障害であるテンプル・グランディンにより、自閉症への理解を「最新の脳科学」からの考察を中心に書かれています。

第一部では、「行動」から「原因」へとして、脳画像による発見から、感覚処理問題について新たな知見を解説し、第二部では、「弱点」から「強み」へとして、自閉症を長所としてとらえる考え方と、活躍の場を切り開くためのアプローチについて書かれています。

第一部では特に、専門用語や細かすぎる解説があり難しいと感じましたが、当事者ならならではの視点と、最新研究からの情報で、脳を活用する様々なヒントに溢れています。

時間のあるときに、じっくり読みたい一冊です。

2017年2月08日


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