発達障害の子どもが語る学校の出来事

発達凸凹の子供達が、学校であった出来事を家で話すとき、たいていつらかったエピソードが多いと感じますよね。実際どこまで本当かなと思ったり、そんなにつらい事があったのかと、聞いている保護者が腹を立てたり悲しくなったりすることがよくあるのではないでしょうか。

発達凸凹の子どもが語る学校生活について体験談を聞いてみました。

ー 学校であった出来事

基本的につらかったとか、困った話が多いね。

いじめられたり、先生に叱られたり。本人は悪いと思ってないようだから、何があったのか知りたいわ。

先生から毎日は連絡ないし、あんまり学校に連絡すると過保護だとかモンスターペアレント扱いされそうだしね。

ー どこまで本当?

子どもの話す事だけを聞くと、あまりにも理不尽だと思って腹が立つんだけど。

お友達や先生が、いじわるしているようにしか感じないよね。

たまに、お友達のお母さんと話してみると、その時はケンカしてても少ししたら仲良く遊んでたりって。

先生も状況を全部把握してるとは限らないしね。

ー どんな風に受け止めたらいいか?

とりあえず、子どもの話を聞いてあげるしかないのかな。

真剣に100%受け止めてたら、しんどいよね。

そうそう、色々想像して余計につらくなったりするものね。

特性ゆえに、たいてい相手の視点や状況を、子どもが把握出来ていないと考えられます。可能な限り情報収集してみたほうが良いのかもしれません。他の子どもや親御さんに聞いてみるなど冷静に対応したいですね。しかし子どものつらかった気持ちは受け止めてあげたいです。聞いてあげることで落ち着くことがほとんどだと思いますが、ケガをして帰ったり、明らかに元気がないような時は、学校に確認したほうがいいと思います。同じ状況を何度も繰り返すようなら、学校の他に自治体の窓口に相談してみる必要があるかもしれません。

2017年1月04日


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